こんにちは。シュウです。
今回は、『7つの習慣』の中の第4の習慣について解説していきます!
- 7つの習慣(第4の習慣)の要約を見たい
- 人間関係をよりよくしたい
という方は、ぜひここからの記事を参考にしていただけたらと思います。
前回の記事はこちらから。
書籍と漫画版はこちらから確認できますので、気になる方は是非ご覧ください。
本記事の内容はこちらになっています。
- 第4の習慣とは
- 人間関係の6つのパラダイム
- WIn-WInを考えるための実践方法
それでは、見ていきましょう。
第4の習慣とは
第4の習慣とは、すべての人間関係において、必ずお互いの利益になる結果を見つけようとする考え方と姿勢のことです。
この考え方の根本には、全員が満足できるような方法はある、という前提が含まれています。まずはこれを押さえておくことが大切です。
人間関係の6つのパラダイム
人間関係にも6つのパラダイムがあります。
私たちが人間関係を作っていくときの「見方や考え方」は、大まかに分けて6種類あるということです。
それぞれを見て考えていきましょう。
Win-Win
Win-Winは、先ほどもお伝えしましたが、すべての人間関係において、必ずお互いの利益になる結果を見つけようとする考え方と姿勢のことです。
Win-Lose
Win-Loseでは、「私が勝って相手が負けるようにする」ために考えます。
例えば、地位や権威、役職、学歴、年収などを使って、「私が言うことは正しいんだから、あなたの意見など聞く理由がない」というようなイメージです。いわゆるマウントを取る行為が分かりやすいと思います。
親子関係でも具体例を挙げてみましょう。コヴィー博士は次のように述べています。
条件付きの愛を受け入れられた子は、愛は努力しなければ得られないものだと考えるようになり、その裏返しとして、自分はもともと価値のない人間だ、愛されるに値する人間ではないのだと思ってしまう。(中略)
「ぼくがお兄ちゃんよりいい子になれば、お父さんとお母さんはもっと僕を愛してくれる」
「パパとママが私よりお姉ちゃんを好きなのは、私がダメな人間だからだ」と思うようになるのだ。
『7つの習慣』スティーブン・R・コヴィー
つまり人間関係には「勝つか負けるか」という2択しかないという価値観が根付いています。
Lose-Win
Lose-Winの場合、「なんでもいいよ」「あなたの好きなようにして」という口癖が多いです。
なぜなら、すべての人から「いい人」だと思われたいからです。
つまり、根本には「嫌われるのが怖い」「傷つきたくない」とい恐怖心が根本にあります。
Lose-Lose
お互いに我が強く、意見を押し通そうとすると「Lose-Lose」という結果になってしまいます。つまり、お互いに負けということです。
ただ、お互いに負けた後に何をするかというと「復讐」です。「仕返ししてやる」「覚えていろよ」というようなイメージです。
小さなものであれば1対1の喧嘩で済みますが、これが大きくなると戦争などにつながっていきます。
Win
「Win」の場合、自分が勝つ方法のみを考えていて、他者をそもそも視野に入れていません。今の時代だと、このWinの価値観が多いような印象があります。
Win-Win or No Deal
Win-Winをもとに考えたとしても、お互いに満足できる選択肢が浮かばなかった場合、お互いに「合意しない」という選択肢もあります。
つまり、合意した先にお互いに利益(メリット)がないなら、そもそも合意しない方が得策だということです。
例えば、企業間の新規取引のシーンでこの現象は起こります。
WIn-WInを考えるための実践方法
ここまで、人間関係の6つのパラダイムをご紹介してきました。
ただ、具体的にどうやってWIn-WInを考えたらいいのか難しいと感じるのではないでしょうか。
そのため、ここでは具体的にWIn-WInを考えるための実践方法をご紹介します。
- 自分が相手と意見の違いを感じたときに生まれる感情や行動の癖をメモしておく
- 相手が望んている結果を思い浮かべる。
- 自分が望んでいる結果と、相手が望んでいる結果の違いを比べる
- お互いに利益を生むために、自分ができる行動を考える
この順に沿って、お互いが勝つ選択肢を考えていきましょう。
まとめ
今回は第4の習慣についてご紹介してきましたので、最後に要点をお伝えします。
- 第4の習慣とはすべての人間関係において、必ずお互いの利益になる結果を見つけようとする考え方と姿勢のこと
- 人間関係には6つのパラダイムがあること
- Win-W㏌の成果を生むためには、自分と相手の望んでいる結果を想像して、お互いに交渉することが大切
以上が、第4の習慣のまとめになります。
より詳しく『7つの習慣』を理解したいという方は、是非書籍をご覧いただければと思います!
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