【転職】第二新卒の転職は難しいのか?成功させるためにおさえておくこと➀

こんにちは!シュウです!

今回は、第二新卒での転職を考えている方に向けて、転職の実体験を踏まえて押さえておくことについてご紹介していきます!

前回は、新卒の就職活動で重視するポイントについてご紹介しました!

【就活】新卒の就職活動で重視するポイントとは?

こちらも、是非合わせてご覧ください^^

目次

第二新卒とは何か?

第二新卒とは、大学や短期大学などを卒業して、一度就職をした後、3年以内に転職活動をしている人を指します。

(企業によって解釈は異なりますので、注意が必要です)

私は新卒で入社した会社を約半年で退職して、その後転職活動をしていたため、第二新卒に該当しています。

※厚生労働省にも、若手の雇用に関してまとめた資料がありますので、こちらもぜひ参考にしてみてください

→若年者雇用を取り巻く現状

第二新卒のメリット、デメリット

ここでは、第二新卒のメリット、デメリットをお話していきます。

メリット

・異業種や未経験の仕事にチャレンジしやすい

→第二新卒は、中途採用と比較して業務経験が浅いため、キャリアチェンジがしやすいです。

なぜなら、中途採用は即戦力の方を対象としていることが多いからです。

募集の背景は欠員の補充だったり、即戦力の方を数名増員するケースが多いため、ハードルは上がります。

しかし、第二新卒であれば、企業側としても将来の成長性を期待してくれる企業も多いです。

(実際に私は、介護業界の広報+現場職から人材営業に転職しています。)

・最低限のビジネスマナーが身についていると評価されやすい

→新卒と比較して大きな差は、入社前と入社後の研修に時間を割かなくてもよいことだと思います。

新卒であれば、内定後から入社して1週間~1か月、場合によっては3~6か月研修をして配属が決定していきます。

第二新卒でその研修期間を過ぎているのであれば、

企業側としても、わざわざビジネスマナー等の研修をする必要はあまりないため、その分OJTに時間を使うことができます。

デメリット

・早期に離職されるのではないかと思われてしまう

→これは当然の話ですが、前職を早期で退職しているのであれば、企業側としても、「またすぐ離職してしまうのではないか」

と思われてしまいます。

このデメリットの対策としては、(後述しますが)前職を早期で辞めた理由や、次の転職でそれを防ぐにはどうするかといった

自己分析をしておくことが必要です。

・ビジネスマナーを理解していると思われてしまう

先ほどのメリットと表裏一体ですが、企業側としては、「この人はビジネスマナーの研修をしているし、実務経験もあるから

大丈夫だろう」という思い込みをしていることがあります。

その場合、何がリスクかというと、「ビジネスマナー」のレベルや認識にギャップが生まれることです。

例えば、敬語の使い方、メールの文章の書き方、名刺の渡し方など、微妙なずれがあることがあります。

(二重敬語など)

これは現場に入ってから感じるギャップのため、事前に今のうちから対策をしておく必要があります。

「あれもできると思っていたのに!」と言われると、結構心にダメージがきますからね(笑)

退職した理由の分析からスタートする

ここからは、転職活動の大まかな流れについて説明していきます。

ただ、最近は、転職をする際にも、いろいろな方法が出てきているので、あくまで私の実体験をもとにお話していきたいと

思います。

まず初めに必要になるのは、自己分析と業界分析です。

転職活動をする上で、自己分析と業界分析は必須になると言われることが多いですが、

実際にどのような項目を分析すればいいのか?と悩んでしまう方が多いと思います。

まずは、自己分析でおさえておくポイントをご紹介していきます。

しっかりと前職の退職理由を分析していきましょう!

(前提として、どれか1つ~2つをやればいい、のではなく、4つ全てを分析してください)

※先日、自己分析の記事も出しているため、こちらも併せてご覧いただけるとより理解が深まると思います!

【自己分析のやり方】効果的な2つの方法とは?

自分の価値観と企業理念の比較

1つ目は、自身の大切にしている価値観と、企業の理念を照らし合わせることです。

転職をする=1日のうち8時間~10時間は仕事をする、ということになります。

それなのに、大切にしている価値観を否定されたり、なんか合わないな…と思ってしまうと、また離職の原因に繋がって

しまいます。

まず、自分が転職をしてどんなキャリアを築いていきたいのか、仕事をするときに大切にしたい価値観は何なのか?

を考えていき、そこから企業の理念を見ていくことをお勧めします。(そもそも自分の価値観を明確にしていないと

企業の理念とあっているかどうか比較ができないからです)

私が大切にしていたのは、「独立できるスキルや経験を身につけられる」「高い成長環境の中で働くこと」

「働く人のレベルが高い」ことでした。

そして、その中でみていたのは、大手もしくは中堅のベンチャーが多かったです。

理由は、成長するためのマニュアル、ノウハウ、実際に積み重ねてきた実学がそろっているからです。

ベンチャーとも迷いましたが、最終的には、成功するためのノウハウを先にすべて吸収して、実践してスキルに変えていくこと

が一番早いのではないかと考えていました。

人間関係で重視すること

企業には独自の文化や暗黙の了解があります。それは、➀の企業理念から生まれてきているものです。

例えば、仕事とプライベートの境目がないぐらい連絡が多い、SNSでの発信が全体として多い、飲み会が頻繁にある、

ニックネームで呼び合う、逆に干渉されないことが多い、などですね。

私が、前職でうまくいかなかった要因の1つとして、「業務時間がすぎても、連絡が来ることが多い」ことが

あると考えました。それによって常に仕事とプライベートの境目がない=常時オン状態になってしまっていたからです。

実際に休職したときは、うつ状態(慢性疲労症候群)と診断され、常に交感神経が作用している状態だったようです。

そのため、仕事とプライベートの境目がしっかりあることを重視していました。

また、上下関係があまりにもはっきり分かれているような環境も、あまり会わないな…と感じていました。

それは15年卓球をしてきた中で、かなり上下関係がはっきりしている環境に身を置くことが多かったことで、

ストレスを感じていたからです。

また、大人数が苦手だったこともあり、配属される部署にどれぐらいの人がいるのか?大声などが飛び交っていないか?

ということも判断材料になっていました(繊細さんなので)

なかなか分析が難しく推測の範囲にはなりますが、「実力主義」の会社だと比較的フラットにかかわってくれる方が

多いのではないかと思います。

事業内容と業務内容

事業内容は、会社全体で、誰にどのような価値提供をするのか

業務内容は、どのように価値提供していくのか

これらが分かります。

例えば、私の前職であれば介護業界のため、介護を必要としている方に向けたデイサービスの展開を主軸としています。

これが事業内容です。業務内容はイメージしやすいと思いますので、説明は省きます。

私が希望していた業務内容(職種)は法人営業、広報でした。

法人営業をしたかったのは、キャリアアップで優位に働くからです。

転職サイトや副業サイトを見てみると、ハイスキルになってくると「法人営業経験3年」などのような条件が入ってきます。

つまり、必須要件ではじかれてしまい、そもそも応募ができないケースがあります。

それを防ぐために、法人営業経験を積んでおくことで、必須要件を満たし、社会的信用を掴んでおくために、これを軸としておいていました。

広報を希望していたのは、前職の経験を活かせると思っていたからです。これはシンプルな理由なので、あまり分析には

時間がかかりませんでした。

福利厚生・働き方

私が新卒の就活の時と比べて、一番時間をかけて分析したのは、この福利厚生・働き方です。

なぜなら、私が退職した一番の理由に直結していたからです。

(というよりも、新卒の段階で分かっておけばよかった…と苦い思いがあります)

福利厚生と言っても項目が多いので、分けて解説していきます。

➀給与

給与体系は、書き方によって誤解が生まれることがあるので注意が必要です。

単純に月収と言っても、それは額面であることが多く、実際にもらえる手取りではありません。

大まかな計算をしたい方は、月収の80%で計算するとよいかと思います。(各種保険料が引かれているため)

転職サイトなどに登録する際は、希望年収を聞かれるので、しっかりと自分の希望金額を伝えましょう。

②休日

休日と言っても、完全週休2日、週休2日というように、分かりにくい書き方をしています。

完全週休2日=土日が休みなんだろうと思うかもしれませんが、実際の法律ではそのように決まってはいません。

定義としては、毎週必ず2日間の休みがある制度を指します。

そして、週休2日制とは1カ月の間に週2日の休みがある週が一度以上ある」ことを指します。

企業によって独自のカレンダーが用意されていることもありますので、

(例えば有休奨励日など)確認しておいた方がよいでしょう。

私は以前の会社では週休2日制でしたので、友人と休みが合わないことが多く、結構ストレスを感じていました(笑)

③勤務時間、残業時間

勤務時間は大きく分けて4つです。

  • 固定時間制(通常の労働時間制)
  • 変形労働時間
  • フレックスタイム制(フレックス制)
  • 裁量労働制

このうち、私が経験したのは、変形労働時間制とフレックスタイム制なので、実際に感じたことをお話します。

変形労働時間制の場合、勤務時間を自分で設定することができないのがデメリットだと感じました。

私は、主体的にスケジュール管理をして働きたい!と思っていたので、ここは精神的な拘束に繋がっていたと思います。

今はフレックスの会社にいますが、圧倒的に働きやすいですし、何より自分で就業時間を決められるのが一番の

ポイントです。

もちろんその分、自己管理能力が必要になりますが、自分で時間を決めたいという方にはおススメだと思います。

④各種手当等

これは、通勤手当や住宅手当などを指します。

社会人になってみて分かったのは、この手当が結構大きいな…ということです。

月換算で考えれば、数万ですが、年単位になれば何十万にも膨れ上がります。

将来のことを考えたとき、お金のことから目を背けることはできません。

将来のライフスタイルなどをしっかりと考えたうえで判断していくことが必要になると思います。

最後に

今回の記事では、第二新卒のメリット、デメリットと、自己分析に必要な4つの項目についてご紹介してきました。

次回はいよいよ、転職活動の具体的な流れについてお話していきたいと考えています。

この記事が転職を考えている方のお役に立てたら嬉しいです!

是非次回もお楽しみに!

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この記事を書いた人

卓球歴15年→広報担当→営業。広報では未経験からPVランキング1400位から44位まで引き上げる(約30000社中40位)。現職の営業では個人目標7か月連続達成を記録。気軽に学べる情報を発信していきたいという思いから個人ブログ「フリスタ」を運営。趣味は観光とカフェ巡り。

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