こんにちは!シュウです!
今回のキャリアシリーズでは、大手企業かベンチャー(中小)企業のどちらを選んだ方がいいのか?
というテーマでお話をしていきたいと思います!
私は新卒で中小ベンチャーに入社後、転職したのは大手企業でした。
そのため、実体験ベースで、双方の比較をしながら解説をしていければと考えています。
※比較する対象は、個人によって異なるため、自分自身で評価軸を定めていってください。
また、以前投稿した記事では、「第二新卒の転職は難しいのか?」について解説しております!
こちらもぜひ合わせてご覧ください!
今回の内容は、こんな方におススメです!
・就職先を選ぶ上で、大手かベンチャーどちらを選ぶべきか迷っている方
・転職に有利になるキャリア選択について知りたい方
それでは見ていきましょう!
ベンチャー企業
ベンチャー企業とは
ベンチャー企業の定義は様々ですが、
一般的には、大企業では行っていないような革新的なサービスなどを開発して提供している会社を意味します。
多くは小規模から中規模で、社員数は100人以下となっています。
ベンチャー企業と中小企業の違い
中小企業は、会社の規模を表しており、中小企業基本法によって社員数や資本金が決まっています。
業種によって社員数や資本金などが決まっているため、興味のある企業がある場合は確認しておくとよいでしょう。
※ベンチャー企業であっても、中小企業基本法の内容に合致していれば、中小企業として分類されます。
ベンチャー・中小企業では働くメリット・デメリット
メリット➀ 経営者や幹部との距離が近い
経営者や幹部社員との距離が近いことは、ベンチャーや中小企業で働くうえで大きなメリットです。
例えば、将来独立したいと考えていたり、経営者などを対象とした仕事に取り組んでいきたいと考えている方で
あれば、日頃から関わる機会があるため、経営陣が考えていることをインプットすることができます。
また、経営陣との距離が近いということは、それだけ、社員の声が届きやすい環境にあると言えます。
実際私が前職にいたときは、幹部の方とほぼ毎日連絡をが取っていましたし、代表と1~2ヶ月に1回は直接お話ができる環境でした。(ここまで、距離が近いのは、あまりにも恵まれていたと思いますが)
また、求人媒体を運用していた時には、私から幹部の方や代表の拡散の依頼をして、実際に動いてもらうことが何度もありました。
その中で、経営陣から直接フィードバックをもらうことが何度もありましたので、
表面上のノウハウではなく、実体験をもとにした生きたノウハウを学ぶことができます。
そのため、主体的に仕事をしたり、組織を動かしていきたい!という方にとっては、おすすめの環境だと思います。
メリット② 裁量のある仕事を任せてもらいやすい
ベンチャーや中小企業で働く大きなメリットの2つ目は、「裁量の大きな仕事を任せてもらいやすい」ことです。
私の周りでは、ベンチャー企業で働いている方が多いのですが、
新卒1年目から新規事業の責任者をやっていたり、リーダーやマネージャーなど役職についているという話をよく聞きます。
私の場合は、採用媒体の運用を任せてもらっていたので、実際は事業責任者のような立場にいたと思います。
なぜ、このような裁量の大きな仕事を任せてもらいやすいのかというと、
ベンチャーや中小企業は大手企業とは異なり、事業部の区切りが明確ではないことがあるからです。
そのため、複数のリーダーを掛け持ちしたりすることがよくあります。
ですので、若いうちから裁量のある仕事に取り組みたい!という方にとって、ベンチャーや中小企業は
おススメできると思います。
デメリット➀
ベンチャーや中小企業で働くデメリットとしては、業務量が多くなるということが挙げられます。
これは企業によって様々ではあるのですが、私の場合、前職では介護の現場職と広報を兼任していました。
そのため、メインは介護の現場を担当し、就業などの時間を利用して広報の仕事をしていた、というようなイメージです。
ときには、土日のどちらかで仕事をすることもありましたので、そういったハードワークに耐える体力や精神力がないと、長くは続かないのではないかと思います。
デメリット② 福利厚生が整っていないことがある
創業から時間が経っていないベンチャー企業の場合、福利厚生が整っていないケースがあります。
前回の記事でもお伝えはしていましたが、福利厚生(休暇やインセンティブ、各種手当など)は重要です。
もし、ベンチャー企業への就職を考えている方は、事前に確認をしておくとよいかと思います。
大手企業
大手企業と大企業は違う
「大手企業」と「大企業」は文字では似ていますが、性質は異なります。
大手企業とは、特定の業界で従業員数や知名度が高い企業のことを指しています。
それに対して、大企業とは、中小企業よりも規模が大きな会社を指します。
大企業の定義は、先ほど解説した「中小企業基本法」を参考にすることで見えてきます。
業界によって、従業員数や資本金が決まっているため、それよりも従業員数が多い(資本金が多い)企業であれば
大企業と言えます。
大手企業で働くメリット・デメリット
メリット➀ 長年蓄積されてきたノウハウがある
大手企業の場合、長年蓄積されてきたノウハウがあり、それが体系化されていることが多いです。
そのため、業界知識や職種への理解がしやすく、技術の習得が早いというメリットがあります。
私が、前職のベンチャー(中小)と比べて、大きなメリットだといえるのは、この「蓄積されたノウハウ」です。
前職にいたときは、一定以上の成果が出る答えがない状態から、自分自身で正解を作り出していくことが求められていました。
しかし、的外れなことをしていることも多く、成果が出ないという経験もありました。
大手の場合、「〇〇をすると失敗して、〇〇をするとうまくいく」というような明確なマニュアルが存在しているので、
いったんマニュアルに沿って基礎を身につけ、その後自分のスタイルを作っていくことが可能になります。
私がなぜ転職の際に大手を選んだのかというと、徹底的に基礎を磨いていきたかったからです。
ビジネスマナー、営業手法、組織体制など、しっかりと基礎を土台に置くことで、その後の学びや経験を肉付けして
キャリアアップにつなげることができるのではないかと考えていました。
また、営業を選んだのは、どの仕事においても普遍的に必要なスキルであるからです。
仕事の基本は、集客(マーケティング)と営業(セールス)だと思っているので、後者の営業力を高めることが今の自分には必要だと考え、転職先を選びました。
メリット② 社会的信用度が高い
大手企業は、いうまでもなく社内的信用度が高いです。
なぜなら、その企業の名前を「多くの方が知っている」からです。
皆さんも、企業を探すとき、知っている企業であれば「安心」しませんか?
逆に知らない企業であれば、「その企業って大丈夫?」と心配されることもあるのではないでしょうか。
また、社会的信用度が高いというで得られるメリットはそれだけではありません。
新規営業をする際にも、相手方が知っている場合、話がスムーズに進みやすかったりしますし、
転職や独立などをする際にも、「〇〇で働いていたのか」と好印象をもってもらうことにもつながります。
最近では、「大企業に行く理由はもうない」という声が多いですが、
実際に起業をしたり、転職ご活躍されている方は、大手出身者が多いのではないか?という印象があります。
そのため、世間の声に流されることなく、自分自身で評価軸を定めていくことが大切です。
デメリット➀ 意思決定に時間がかかりやすい
デメリットの1つ目は、「意思決定に時間がかかりやすい」ことです。
大きな組織になればなるほど、社内の決裁権者が多くなるからです。
何か自分で声を上げてアクションをしようとしても、かなりの時間がかかると思った方がよいでしょうし、反映される可能性があるとは言えないです。
デメリット② 社内競争が激しい
大手の場合、社内競争が激しいということが挙げられます。
社内競争というのは、例えば次のリーダーやマネージャーなど昇格に向けた競争です。
私の印象では、大手を新卒で入社してきている方のレベルはかなり高いです。
レベルが高い、というのは、論理的思考力や影響力、プレゼンテーションスキルなどのテクニカルな分野に加えて、
人間的なレベル(ビジネスマナーなど)が高いということです。
分かりやすく言うと、めちゃくちゃ仕事ができるエリート、というイメージです(笑)
大手の選考は倍率が高いため、その中で内定を勝ち取ってきた方が集まっています。
そのため、社内の競争は必然的に高くなるんですね。
ですので、そういった競争に打ち勝っていきたい!という方でないと、肩身が狭くなってしまうことがあると思います。
まとめ
今回は、「大手企業かベンチャー企業どちらを選ぶべきか?」というテーマでお話をしてきました。
大手とベンチャーのメリット、デメリットを比較したうえで、自分の納得のいく選択をしていってほしいと思います!
また、就職先や転職先に入社した後のキャリアをイメージしながら考えていくことが大切です。
それではまた次回!
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