こんにちは!シュウです!
今回は自己分析の目的や効果的なやり方についてご紹介していきたいと思います。
私自身、この自己分析に関しては約2年(ノート2000ページ以上)をかけてきました。
これはあくまで、私が大学4年生の時の話です。
現在も継続して自己分析をしているため、約4年(ノートは4000ページ以上)かけて取り組んでいる内容になります。
こんな方におススメな記事になっております!
- 自己分析のやり方がわからない
- 自己分析をしても、やりたいことが見つからない
なぜ自己分析をする必要があるのか
そもそも、なぜ自己分析が必要になるのでしょうか。
内定を取るため?やりたいことを探すため?
自己分析をする理由を私はこう考えます。
自己分析とは、他者と比較して、自分の才能が最も生きる環境を明確にしていくことである。
こう考えるのは、前職を退職したときの背景が関係しています。(あまりにも内容があるため省きますが)
当時私は、「キラキラした夢や目的」を追って就活をしていました。
介護業界にいた際には、「介護という社会課題に対して向き合う方を増やすために、現場の声を聞き発信するのが自分の役目だ」と考えていました。
それにもかかわらず、1年未満でやめてしまったのは、なぜかというと、働く環境が適していなかったからです。
就業環境と言っても、様々です。周囲にいる方の声の大きさや表情、態度だったり、労働時間が自分の体内時計と合っていないなどです。(それに気が付いたのは休職してからですが)
つまり、自分の意欲(目的)だけでは足りないということです。
しっかりと定性的な分析と定量的な分析(例えば、給料はどれぐらいほしいのか、労働時間は何時間がいいのか、就業先でのメンバーは何人程度がいいのか、休みはどれぐらいとれるのかなど)をしていく必要があります。
※このあたりの本質的な自己分析や採用についてはコンテンツ化していきたいと考えています
まずは、自分という人間を様々な視点や、評価指標を使って分析していくことが大切です。
自己分析の効果的な2つの方法
とはいっても、どうやって自己分析していけばいいのかわからない、という方もいるかと思います。
なので、ここでは実際に自分が使っている自己分析のフレームワークを2つご紹介します!
➀認知行動療法
これは鬱などの精神疾に対して用いられている治療の方法の1つです。もちろん専門的な話はできませんが、
私自身も休職中に認知行動療法を3ヶ月実践していたので、その時の具体例をお話します。
うつ状態になると、ある出来事に対して自分が感じている気持ちと、思考(ここでは「意図的な考え」とします)、そして実際の行動に大きな乖離が生まれます。
例えば、仕事を休んでいる(事実)→疲れたと思っている(感情)→自分なんかが休んでいていいのだろうか(意図的な思考)
→でも動けないから、休むしかない(行動)
というようなイメージです。この乖離が大きければ大きいほど、ストレスが大きくなるようです。
つまり、この4つを整理し、乖離が生まないようにしていけば、バランスの取れた生活ができるようになるのです。
- 出来事:実際に起こったこと、事実、データなど
- 感情:本音レベルで感じていること
- 思考:意図的な感情、正当化、バイアス
- 行動:実際に起こしたアクション
自己分析の第一段階は、日々の生活の中でモヤモヤを感じたときに、すぐに整理できるスキル(土台)を持つことだと思います。
では、この認知行動療法を、どうやって自己分析に活かすのか?という話になります。
それを次にご紹介します。
②4P分析
マーケティングの世界では有名な用語で「4P分析」というものがあります。(主に市場分析や企業分析などに使われています)
なぜ分析をするのかというと、他者と比較して自分が強みとなる点を探すためです。
今の時代は「比較しない方がいいよ」と言いますが、自己分析をする上で健全な比較は必要です。
そのうえで、ここからのお話をしていきます。
マーケティングにおける4P分析は次の項目です。
【マーケティングにおける4P分析】
- product(製品)
- price(価格)
- place(販売場所)
- promotion(広告)
しかし、これだと、どれも直接自己分析にはつながりません…
確かに中途やフリーランスであればこの分析は大切ですが、まだそれは先の話です。
そのため、このフレームワークを改良する必要があります。
それがこちらです。
【自己分析における4P分析】
- philosophy(企業理念)→自分が大切にしている考え、価値観は何か
- people(人、文化)→一緒に働く人が大切にしている考え方、雰囲気、カルチャーなど
- profession(業務内容)→自分がやりたい、適している業務内容は何か
- privilege(働き方、待遇)→年収、労働時間、休暇、福利厚生など
この4P分析に、先ほどの認知行動療法をプラスしていきます。
そうすることで、4×4=16個のカテゴリーから、自分を分析できるようになります。
あとは、これを企業分析にも転用して、自分と比較することで「この企業は自分に合っている/合っていない」ことが明確に分かります。
そして、それをひたすら繰り返していくことで、自分の才能が最も生きる場所で仕事や生活ができるようになるのです。
最後に
自己分析の本質や効果的な方法をお伝えしていきましたが、いかがでしたでしょうか。
自己分析に終わりはありません。毎日がその連続だと思います!
是非、この方法を試して、就職や転職など自分が理想とする道に進んでいっていただけたら、これ以上嬉しいことはありません。
参考になれば幸いです!
それではまた次回!
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