【初心者向け】ブログ記事を書くときのポイント22選【保存版】

「ブログを始めたいけど、どうやって書いたらいいか分からない」

「上手な文章の書き方を習得したい」

という方は多いと思います。

そこで今回は、ブログ記事の書き方について解説していきます。

初めから上手な文章を書くのは難しいですが、それぞれのチェックポイントを確認して改善することで少しずつ上達していきます。

ぜひ、できるポイントから実践してみてください。

この記事で分かること

・ブログを書く前に大切になる事前準備5ステップ

・ブログ本文を書く時のチェックポイント9個

・ブログの質を上げる5つのコツ

それでは見ていきましょう。

目次

ブログを書く前に大切な5つのステップ

ブログを実際に書き始める前に大切になるブログの構成や考え方を解説していきます。
全部で5つのステップです。

①ブログのテーマを決める
②誰に向けて書くか(ペルソナ)を明確にする
③読者のニーズを明確にする
④キーワード選定をする
⑤記事構成を作る

すぐにブログを書きたい!と思うかもしれませんが、これらのステップは非常に大切です。
ブログを書く前の準備で記事のクオリティに差が生まれるからです。

しっかりとポイントを押さえておきましょう。

ブログのテーマを決める

まずはブログのテーマを考えましょう。ブログのテーマを決めることで方向性が定まり、執筆の流れがスムーズになります。

ブログで収益化したい場合は、特に最初の段階でテーマを明確にしておく必要があります。しかし、そうなると考えることに時間がとられてしまい、「いつまでたってもブログが書けない」と感じてしまうかもしれません。

なので、最初の段階は自分が得意なテーマや好きなものから進めていっても大丈夫です。ブログを書き始めていきながら、ジャンルを修正していきましょう。

誰に向けて書くか(ペルソナ)を明確にする

ブログのテーマを決めたら、次は「誰に向けて」記事を書くか明確にすることが大切です。厳しい言い方になりますが、万人受けする記事を書いても、結果としてだれにも刺さらない内容になってしまうからです。

マーケティングでは「ペルソナ」と言いますが、特定の1人に対して情報を届けるつもりで書いたほうが結果として多くの人に読まれます。

この「ペルソナ」を明確にするときは、以下の内容を整理するとよいでしょう。

・年齢(例:20歳、30歳)※20代では広すぎるので、「〇歳」と決めるようにしましょう。
・性別
・職業(例:学生、会社員、フリーランスなど)
・学歴
・住所
・所得
・情報経路(SNSや雑誌など)→普段何を使って情報収集しているか?
・ライフスタイル

上記の項目を整理することで、ブログを書く時の方向性が具体的になっていきます。

読者のニーズを明確にする

誰に向けて書くかを整理したら、次はその人が抱えている悩みを明確にしましょう。その人は悩みがあるからネットで検索して調べているわけです。

ですので、記事を書く前に読者の悩みを明確にすることが大切です。

読者の悩みを考えていくときには、以下のフォーマットを使用すると整理しやすいと思います。

・どんな悩みを解決したいのか?
・その悩みを解決することで何を実現したいのか?
・その悩みに対してどんな解決策を出せるか?

例えば、第二新卒の方を例に挙げると、次のようになります。

・どんな悩みを解決したいのか?

→就職して1年~1年半で今の会社に不満がある。転職を考えているが不安に感じている。


・その悩みを解決することで何を実現したいのか?

→スムーズに転職活動を進めて、無事に次の就業先を決めたい。


・その悩みに対してどんな解決策を出せるか?

→第二新卒の転職の方法、具体的な対策、おすすめのエージェントなどを紹介

上記のように整理すると、どんな記事を書いたらいいか明確になります。

キーワード選定をする

読者の対象と悩みが明確になったら、「キーワード選定」をしましょう。例えば先ほどの例を挙げると、「第二新卒で異業種への転職は難しいのではないか」という悩みを抱えています。

おそらくその人はネットで「第二新卒 転職 難しい」と検索するでしょう。これを「検索キーワード」と言います。キーワード選定とは、この検索キーワードを選ぶことを指しています。

キーワードを選んで記事を書いていくと、SEO(検索エンジン最適化)で検索上位に挙がってくるようになります。逆にキーワード選定をしないと、検索しても記事が出てこないので注意が必要です。

検索キーワードを調べるときはラッコキーワードがおすすめです。このツールを使うことで簡単に検索キーワードを調べることができます。

ラッコキーワードは無料で使うことができるので、ぜひ登録しておくのがおすすめです。検索したいキーワードを入力するだけで、予測変換がたくさん出てくるようになっています。

ブログを書くときは、検索されているキーワードから逆算して記事を作っていくようにしましょう。

記事構成を作る

最後に記事構成を作ります。

これはブログの設計書で、抜け漏れがない記事を作るうえで非常に大切なものです。設計せずに家を作る人はいませんよね。

具体的には、以下の内容を整理しておくようにしてください。(Excelや紙に書いておくと便利です)

①検索キーワード

②読者のニーズ

③タイトル、各見出し、まとめ

④ブログ全体、各見出しで伝えたいこと

ブログの構成は基本的に同じなので、テンプレートを活用することによって、結果的に記事を作成する時間を減らすことができます。

ブログ本文を書く時のチェックポイント9個

ブログ構成ができたら、実際に記事を書いていきましょう。
その際にチェックするポイントを9個まとめていますので、確認しながら進めていってください。

①専門用語はなるべく使わない
②タイトルは30文字程度に収める
③曖昧な表現はしない
④リード文で記事全体のポイントをまとめる
⑤1つの見出しにつき250~300文字でまとめる
⑥PREP法を活用する
⑦箇条書きを使ってまとめる
⑧1文につき2~3行で改行する
⑨文章を確認する(ライティングのルールを守る)

1つずつ見ていきましょう。

専門用語はなるべく使わない

記事を書くときはなるべく専門用語を使わないことが大切です。なぜなら、読者は自分の悩みに対してわからないことがあるからです。

その状態で記事を見た時に専門用語しかなかったら全く理解できません。専門的な用語は、かみ砕いて分かりやすい言い回しに変えることが大切です。

ただし、例外的に専門用語を使ったほうがいいケースがあります。それは読者の知識レベルが高い想定をしているときです。

例えば、すでにブログで月100万円稼いでいる人に「ブログの記事の書き方」というブログを書いてもニーズがないですよね。

こういった方には専門的な用語を使って記事を書いたほうが内容の理解は早いでしょう。

あくまで読者のレベルに合わせた文章を書くのが重要です。

タイトルは30文字程度に収める

タイトルは30文字前後に収めてシンプルに作りましょう。検索エンジンで表示されるのは28~30文字程度だからです。

タイトルを決めるときは、キーワードを含めておくことが大切です。そうすることでSEO(検索エンジン最適化)につながります。
また、読者側からすれば内容が把握できるメリットがあります。

例えば、「第二新卒 転職 難しい」というキーワードで書く場合は次のようなタイトルを考えます。

第二新卒の転職って難しいって本当?実際の事例から詳しく解説
第二新卒での転職は難しい?企業が求める人材の特徴10選

キーワードを含めたシンプルなタイトルを意識してみてください。

曖昧な表現はしない

ブログでは曖昧な表現は避けなければいけません。曖昧な表現が多くなると、読者から悩みを解決できない記事だと思われてしまいます。

曖昧な表現は次のようなものがあります。
・「〇〇かもしれません」
・「〇〇だと思います」
・「〇〇みたいです(らしいです)」

こういった表現は、記事の信ぴょう性を下げてしまいます。もしどうしても使う場合は、自分の経験や客観的なデータを用意しましょう。

具体的な内容をまとめて、読者の悩みを解決できる記事を作ることが重要です。

リード文で記事全体のポイントをまとめる

リード文は、記事の冒頭に書かれる非常に大切なものです。
リード文の質が低いと、読者がすぐに離脱(そのページから離れる)してしまうからです。

質の高いリード文だと、読者から「悩みを解決してくれそう」「この記事の内容は信用できそう」と思ってもらえます。記事を読み進めてもらうための大切な文章です。

リード文は最初に書いた後、記事を書き終えた後に修正することがおすすめです。

「この文章で読者の悩みを解決できると思うか?」という視点でチェックするようにしましょう。

1つの見出しにつき250~300文字でまとめる

ブログでは、1つの見出しにつき250~300文字でまとめると読みやすい文章になります。

スマートフォンでブログを見てみると、1画面いっぱいに表示されるのがこの文字数になっているためです。

逆に、これ以上の文字数になるとスクロールしている最中に「どこまで読んだかわからない」と思ってしまうことがあります。

なので、どれだけ多くても300文字程度に収めることが大切です。文章が多くなってしまうときは見出しを増やしたり、余分な箇所を減らして調整しましょう。

PREP法を活用する

ブログに限らずライティングでは、PREP法をよく使います。
PREP法とは、結論(Point)、理由(Reason)、具体例(Example)、結論(Point)の頭文字をとったものです。

【PREP法】

結論(Point):初めに結論から示す

理由(Reason):結論に対しての根拠を伝える

具体例(Example):体験したことや実際に聞いたことなど具体的なエピソードを用意する

結論(Point):もう一度結論を示す


この順番で文章を書くことによって、簡潔で分かりやすい内容になります。これはブログ全体の構成や各見出しでの構成で使うことができます。

まず「結論から伝える」ことを意識して文章を書いていくと内容がまとまっていくので、少しずつトライしてみてください。

箇条書きを使ってまとめる

ポイントや理由を書きたいときは、箇条書きでまとめるのがおすすめです。

ブログで意識するポイントは、読者ニ―ズをつかみキ―ワ―ドから逆算した文章を作ることです。そして全体の構成を作ってから執筆しましょう。

ブログで意識するポイントは以下の3つです。

・読者ニ―ズをつかむ
・キ―ワ―ドから逆算する
・記事を書く前に構成を作る

これらができたら、記事を執筆していきましょう。

上記は箇条書きを使ったときと、そうでないときの文章です。どちらが分かりやすいか一目瞭然でしょう。

このように要点を伝えたいときは、箇条書きで内容をまとめると読みやすくなります。

同じ語尾を3回連続で使わない

同じ語尾は3尾回連続で使わないようにしましょう。

以下の2つを比較してみてください。

ブログを書くときは記事構成を考えることが大切です。記事の内容に抜け漏れがなくなるからです。いきなり記事を書いてしまうとかえって時間がかかってしまうのです

ブログを書くときは記事構成を考えることが大切です。記事の内容に抜け漏れが無くなりますいきなり記事を書くとかえって時間がかかってしまうでしょう

同じ語尾が続くと稚拙な印象を与えてしまい読みにくくなります。極力同じ語尾にならないように工夫していくことが大切です。

文末は「です/ます」で揃える

文章は「です/ます」で統一しましょう。読者が違和感を覚えるのは、語尾が揃っていないときです。

「です・ます調」:ブログは内容が大切ですが、見やすさも重要です。
「だ・である調」:ブログは内容が大切だが、見やすさも重要である
混同している場合:ブログは内容が大切だが、見やすさも重要です

実際に見比べてみると、違和感を覚えるのではないでしょうか。
また、「だ・である調」は固い印象があるため、基本的には「です/ます調」で統一するのがおすすめです。

ブログの質が一気に上がる5つのコツ

ここからは、ブログのレベルが格段に上がる5つのコツをご紹介します。

・装飾は使いすぎない
・画像を取り入れる
・事実や経験談を入れる
・ひらがな・漢字・カタカナの割合に注意する
・適度に余白をとる

細かい点に注意するだけで、とても読みやすくなります。難しい内容はありませんのでぜひ実践してみてください。

装飾は適度に使う

記事を書いていくときは、文字に色を付けたり、罫線を引くとよいでしょう。

装飾を使うことで非常に見やすくなります。

ただし、装飾は使いすぎに注意してください。逆に要点が分からなくなり、読者を混乱させてしまうからです。

おすすめは1つの見出しに対して1~2個です。

画像を取り入れる

画像を取り入れることでブログ全体の質が向上します。

理由は以下の3つです。
・視覚的に分かりやすい
・内容がイメージしやすくなる
・文字だけの記事より精神的な負担が少ない

多くのブログではh2見出しのすぐ下に画像を挿入しています。

文章にメリハリをつける意味でも、この配置はおすすめです。

事実や経験談を入れる

記事の信ぴょう性を上げるためには明確な理由を用意することが大切です。

・数字が出ているデータ
・公的機関の情報
・自身の経験

数字やデータがあると読者に安心感を与えられます。また、自身の経験談を伝えることで記事の信ぴょう性は格段に上がります。

読者視点に立って明確な根拠を用意してくださいね。

ひらがな・漢字・カタカナの割合に注意する

文章を書くときは、ひらがな・漢字・カタカナの割合に注意してください。

ひらがなだけだと稚拙な印象があり、漢字のみだと堅苦しくて読みにくいでしょう。

視覚的なストレスがあると読者はすぐに離脱してしまいます。ひらがな7割・漢字3割にするとすっきりとした印象ですので意識してみてください。

適度に余白をとる

改行をせずにぎっしり書いていると、非常に読みにくい記事になってしまいます。

実際に見比べてみましょう。

×副業でおすすめなのはブログやWEB制作・せどりなどです。初心者でも初期投資が少ない状態から気軽にスタートできるからです。いろいろな副業にチャレンジして自分に合ったものを探していきましょう。

副業でおすすめなのはブログやWEB制作・せどりなどです。
初心者でも初期投資が少ない状態から気軽にスタートできるからです。
いろいろな副業にチャレンジして自分に合ったものを探していきましょう。

後者が読みやすいのは言うまでもありません。適度に余白をとるようにしてくださいね。

ブログを書き終えたあとにやること

ブログを書き終えたら、一晩寝かせて読者目線になって読んでみることをおすすめします。

記事を書いているときには気がつかなかった違和感を覚えることもあるでしょう。
また多くの方はパソコンで執筆していると思います。

その際には、自分の記事をスマートフォンで確認すると改善点がたくさん出てくるかもしれません。

まとめ:読者視点を意識して書くことが大切

今回はブログ記事を書くときのポイント22選をご紹介しました。
最初の段階では意識することがたくさんありますが、22個のポイントを見て1つずつ実践していきましょう。

その中で最も大切なのは「読者視点」を持つことです。
ブログは読者がいることで価値が生まれます。読者にとって有益な記事を書いていくことが非常に大切です。

今回のポイントをぜひ意識してブログを書いてみてください!

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この記事を書いた人

卓球歴15年→広報担当→営業。広報では未経験からPVランキング1400位から44位まで引き上げる(約30000社中40位)。現職の営業では個人目標7か月連続達成を記録。気軽に学べる情報を発信していきたいという思いから個人ブログ「フリスタ」を運営。趣味は観光とカフェ巡り。

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