・社会人として必要なスキルを知りたい!
・高い成果を出せる人って何をしているの?
・仕事でのコミュニケーションが苦手だけど、改善する方法はあるの?
こんな悩みを解決できる記事を書きました。
本業は営業、副業でブログとWEBライティングをしています。
社会人として成果の出せる人になりたい!
高い成果を出せる人って何をしているの?
こういった悩みに答えていきます!
今回は、『コンサル一年目が学ぶこと』(大石哲之)の要約と感想について書いていきます。
大石さんはこの本の冒頭で、こんなメッセージをしています。
本書はコンサルティング会社に勤める人のためだけの本ではありません。職業・業界を問わず、15年後にも役立つ普遍的なスキルを、社会人一年目で学んだときの基礎的なレベルから理解するための本です。
-Amazonより抜粋-
本記事を読めば、社会人に必要な「コミュニケーション力」の重要性や仕事での生かし方を知ることができます!
大石さんのプロフィールはこちらです。
大石哲之(おおいしてつゆき)
1975年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)、株式会社ティンバーラインパートナーズ代表取締役(現職)、株式会社タグポート監査役(現職)、一般社団法人日本デジタルマネー協会理事。
-Amazon著者情報より抜粋-
この記事で分かること
- 仕事の生産性が上がる話し方のコツ
- 高い成果を生み出し続けるための考え方
- お客様から選ばれ続けるために大切な期待値の調整方法
- コンサル1年目が学ぶことを読んで実践したことや得られた気づき
それでは、見ていきましょう!
「コンサル流 話す技術」
ここからは、高い成果を出しているビジネスマンの具体的な話し方の技術を解説していきます。
- 過程からではなく、「結論」から話す
- 意見よりも、「事実(数字)」を示す
- 相手はそれを「知っている」という前提を捨てる
- 期待値を超え続けるサービスを提供する
結論から話す
ビジネスにおいて、結論から話すことはすべての基本になります。
結論から話すことによって、物事がシンプルになり、相手に分かりやすく伝わるからです。相手に分かりやすく物事が伝わると、仕事の工数が減るため、生産性が飛躍的に上がります。
例えば、仕事での報連相だけでなく、メールのやり取り、商談や契約、会議など、あらゆるシーンにおいて結論(成果)から先に伝えることが大切になります。
よく、就職活動の面接対策では「結論から話す」ようにと言われていますが、その理由はまさにここに詰まっていると思います。
最初は、慣れないことが多いと思いますので、紙に書いて整理した後で報告すると上司やお客様に分かりやすく伝わっていきます。
事実(数字)で語る
新人こそ、まず重視するのは事実(数字)を使って話すことです。
なぜかというと、意見は通りにくいが事実(数字)は捻じ曲げようがないため、相手が納得しやすいからです。
具体的には、マーケットの状況、お客様の性別、年齢層、売上の変化などがあります。(挙げるとキリがありませんが)
しかし最近では、「新人こそ思いが大事だから気を遣わずにどんどん意見してほしい」という風潮も出てきています。
これはまさに事実と正反対の意見を重視していることになります。
ただ、あくまで事実をしっかりと集めていることが前提だということを忘れないようにしましょう!
社会人1年目~2年目は、事実を集めることに徹底的にフォーカスするのが大切です。
相手は「何も知らない」という前提で話す
自分が話すときは、相手が何も知らないという前提を持つことが必要です。
相手が知っているという思い込みで話してしまうと、一方的なコミュニケーションになってしまいます。
例えば私が、全くマーケティングを知らない方に対して、専門用語(3C、4P分析、リーンキャンバス、ペルソナ設計、コンバージョンなど)を使っても、全く理解されません。
だからこそ、相手の理解度を把握しながら話していくことが大切になるのです。
また、ビジネスにおいては社内用語がよく飛び交います。
取引先の担当者の方が普段自然に使っている社内用語も、私たちからしたら全く分からないものです。
そのため相手に合わせてコミュニケーションすることは必要です。
その時は、素直に担当の方に「どのような意味でしょうか?」と質問しておきましょう。
認識のずれを無くしていくことで、仕事でのミスが減りどんどん成果を出せるようになっていきます。
期待値を超え続ける
期待値を超え続けるのは、ビジネスにおいて非常に大切なポイントです。
なぜなら、期待値を超えることによってお客様から選ばれるようになり、期待値を超え続けることでお客様から選ばれ続ける理由になるからです。
お客様から選ばれ続けると、自分から営業をしなくても、勝手にお客様が来てくれるようになります。
最近で言うと、SNSでバズったものは急激にシェアが広がって売り上げがどんどん伸びていく、というようなイメージです。
ただ、期待値を超えよう!と思う前に実践しないといけないことがあります。
それは、期待値通りの仕事をやり切って、相手の期待値を下げることはしないことです。
事務的なミスや連絡漏れ、遅刻などをする人が、期待値を超えることはまずありえません。しっかりと足元を固めたうえで、相手の一歩先を読んだ仕事ができるようになりましょう。
また、期待値を超えよう!と思って最初に200%ぐらいの力を出してしまうと、後々自分の首を絞めることに繋がります。
自分が頑張っているつもりでも、「あれ?〇〇の仕事の質低くない?」と相手から言われてしまうことになり、結果として期待値がガクッと下がってしまい、その後の取引がなくなるというケースも考えられます。
期待値は自分でコントロールすることができますので、慎重に考えていくことが大切です。
「コンサル流 話す技術」を読んで実践したことや得られた気づき
僕は社会人1年目にこの本を読み、まず「結論から話すこと」と「事実を集めること」を実践しました。
最初は結論から話すことに慣れていないため、上司から「全然話が入ってこない」と言われることが多かったです。
また、事実を集めていないので、上司に報告するときも「~だと思います」と濁してしまうことがありました。
(分からない、もしくは確認できていなかったことに対して怒られるのではないかと思っていたため)
しかし、上司は全く怒ることはなく、「とりあえず事実だけ教えて。確認できていないことはこれから確認すればいいから」と言っていただきました。
これが自分にとって大きな気づきだったことを覚えています。
やはり、社会人1年目には、このスキルを持ったうえで仕事ができることをスタンダードにしなければならないと思います。
高校生や大学生のうちから、このスキルを習得しておくと、かなり有利になるのではないかと感じました。
話す力が身につけば、仕事の生産性は劇的に上がる
ここまで、コンサル流話す技術について解説をしてきました。
今回の内容のまとめです。
- 過程からではなく、「結論」から話す
- 意見よりも、「事実(数字)」を示す
- 相手はそれを「知っている」という前提を捨てる
- 期待値を超え続けるサービスを提供する
ビジネスにおいて非常に重要になる話し方の技術を習得して、仕事を有利に進めていきましょう!
詳しい内容が気になった人は、是非コンサル一年目が学ぶことを読んでみてください。
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