『7つの習慣』要約と日常での活かし方をご紹介!③最優先事項を優先する

こんにちは!シュウです。

今回も『7つの習慣』の続編です!前回は、第1の習慣、第2の習慣について解説しました。

今回はいよいよ、第3の習慣「最優先事項を優先する」について解説していきます!

今回はこんな方におススメの内容になっています。

  • 時間管理(タイムマネジメント)を上手くしていきたい方
  • 常に時間に追われているという状況を変えていきたい方

前回の続きになりますので、まだ読んでいない!という方は是非こちらもチェックしてみてくださいね^^

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それでは、見ていきましょう!

目次

第3の習慣

第3の習慣とは

第3の習慣は、第1の習慣と第2の習慣で身につけたことを実践し、個人的な結果を得る習慣である。

~中略~

第3の習慣は、第二の創造、すなわち知的創造で思い描いたビジョンをかたちあるものにする物的創造の習慣である。

第1の習慣と第2の習慣を日々の生活の中で実践する習慣であり、この最初の二つの習慣から自然と導き出される結果である。

『7つの習慣』スティーブン・R・コヴィー、P192.193より

冒頭では上記のように述べられていますが、「難しいな」と思うかもしれません。

後ほど詳しくお話していきますが、嚙み砕いていくと、こういえるのではないかと思います。

『第3の習慣は、主体性を発揮して(第1の習慣)、人生の終わりから思い描き(第2の習慣)、それを形にしていくために、日常で実践していくための習慣である』

その実践方法が「最優先事項を優先する」ことです。

時間管理の4つの世代

人類の進化や技術の進歩によって、新しい常識が次々と現れるようになりました。

例えば、携帯電話で言えばガラケーからスマートフォンへの革新的な変化です。

時間管理に関しても同様で、これまで数々の進化を遂げてきました。

書店や文房具屋さんに行く方であれば、「最近は昔に比べていろいろな手帳があるな~」と思うことがあるかもしれません。

私は昔から書店に行くことが好きだったので、そう感じることがよくありました。

ここでは時間管理の発展についてお話していきたいと思います。

第一世代

第一世代の特徴は、メモやチェックリストがあることです。

よくある「タスク管理」「TODOリスト」はこれにあたります。

第二世代

第二世代では、予定表カレンダーが特徴です。

これによって、単なるリストの羅列から、時間軸で物事を考えることができるようになりました。

第三世代

そして、時間管理の第三世代が、今の世代になります。

第三世代では、次のようなことが特徴的です。

  • 自分の価値観を明確にすることが重要視されている
  • 短期~中期~長期目標を立てている
  • 行動計画を立てる時に「優先順位付け」をしている

これによって、生産性が圧倒的に向上しました。

それは、ビジョンから逆算した行動を常にとっているため、必然的に成果が出せるからです。

しかし、この第三世代にも問題点はあります。

それは、次のようなものだと、コヴィー博士は述べています。

第三世代の波は時間管理の分野を飛躍的に進歩させた。

しかし、効率的なスケジュールを組んで時間を管理する方法が、むしろ非生産的になっていることに私たちは気づき始めている。

効率性だけを追求していたら、豊かな人間関係を築いたり、人間関係のニーズを満たしたり、毎日の生活の中で自然と生まれる豊かな時間を素直に楽しんだりする機会が奪われてしまうのだ。

『7つの習慣』スティーブン・R・コヴィー、P198より

私が実践してきた中で感じたのは「スケジュールに縛られている感じがする」という感覚でした。

「〇〇が終わったら、次は〇〇をして、その次は〇〇があるから準備をして…」と、なんだか常に忙しく見えて心に余裕がないように見えます。

あまりにも予定ばかり詰まっていると、相手からも声をかけにくくなると思います。

このように飛躍的に見える第三世代にも、大きな問題点はあったようです。

第四世代

そして、新たに第四世代という革新的な考え方が出てきました。

この考え方が面白いのは、「時間管理という言葉そのものが間違っている」という主張があることです。

しかし、こういわれると、「ここまできて、時間管理が間違っている??どういうことだ??」と混乱すると思います。

そのため、次の章で、第四世代について詳しく解説していきましょう。

第Ⅱ領域

時間管理のマトリックス

第四世代の時間管理において、土台となる考え方は、「第Ⅱ領域」の時間を使うということです。

これだけでは当然よくわからないので、図を使って説明していきます。

この図を見ると、「緊急度」と「優先度」で物事を分けていることが理解できると思います。

ここでは、私の持論として大切にしないといけないことをお伝えします。

それは、「何を基準にして」緊急度と重要度に分けるのかを明確にしておくことです。

そうしないと、すべてが緊急に見えるし、重要にも見えるという錯覚に陥ってしまうからです。

まずは、この前提をおさえたうえで4つの領域について説明していきましょう。

まず第Ⅰ領域は、「緊急」かつ「重要」なものです。

例えば、クレーム対応や突然の電話などです。こういったものはすぐに行動しないと会社のイメージダウンにつながってしまいます。

次に第Ⅱ領域の話をする前に、第Ⅱ領域、第Ⅳ領域の話をしていきましょう。

第Ⅲ領域は、「緊急」だが「重要」ではないことです。

例えば、多くのメールや報告書の作成は「緊急」ではありますが、仕事の成果において「重要」ではありません。

また、接待や飲み会も「緊急」ではありますが、「重要」かというと、そうとも言えません。

そして、第Ⅳ領域は、「緊急」でもないし「重要」でもないことです。

例えば、無意味なネットサーフィンや雑用の仕事などが挙げられます。

多くの人は、「第Ⅰ領域」から「第Ⅲ領域」そして「第Ⅳ領域」に移っていきます。

そのため、考え方を改めないと、いつまでたっても忙しい仕事に追われた人生を送ることになります。

そこで、着目すべきは、「第Ⅱ領域」の時間を取ることです。

第Ⅱ領域とは「緊急」ではないが、「重要」なことです。

例えば、適度な運動をしたり、しっかりとした睡眠をとること。大切な人との人間関係を構築すること。

自己投資のための時間を取ることなどがあります。

仕事であれば、1か月後の納期を見据えて、計画を立てて早い段階から取り掛かるなどです。

これができると、当然のことながらバランスの取れた人生を送ることができます。

あらかじめ準備をしているため、慌てる必要がなく、しっかりとした成果を出すこともできるようになります。

つまり、第4世代の時間管理とは、「最優先事項=第Ⅱ領域」を優先するということです。

第Ⅱ領域に入るためには

ここまで、第Ⅱ領域の説明をしてきて、その重要性はわかってきたのではないかと思います。

ここからは、「第Ⅱ領域」のことをやるためにはどうしたらよいのか?について解説していきます。

一貫性:前回の記事でもお伝えしていますが、ビジョンやなりたい姿、やりたいことから一貫した行動を取ることが大切です。日々、こういったことを考えられるように、手帳に書き込んでおきましょう。

バランス:ある一つのことにとらわれることなく、家族やパートナー、仕事、趣味や娯楽など、バランスをもってスケジュールを組んでいくことが大切です。

第二領域へのフォーカス:大切なのは、「スケジュールに優先順位をつけることではなく、優先すべきことをスケジュールにすること」です。

日本では誰もが知るであろう、ある会社のトップセールスマンから研修を受けたとき、その方はこう言っていました。

「私は3か月先の予定をあらかじめ入れていて、その予定は動かさずに、別の時間帯に予定を加えていっていました。そうすることで、毎日残業していたにもかかわらず、成果も出なかった日々から一転して、残業もほとんどしないのにトップセールスになるという現象が起こりました」

これを聞いたとき、すぐさま「優先すべきスケジュール」を手帳に書き込んでいきました。

例えば、友人と会う予定や自己投資の時間などです。その時間は動かさない!という強い意志があれば、実践することはできます。

人間関係重視先ほどもお伝えしましたが、第四世代の時間管理では人間関係を大切にしています。これはどういうことかというと、「スケジュールよりも人間関係を重視しないといけないシーンがやってくる」ということです。

例えば、パートナーが大きなケガや病気にかかってしまったとき、その日に大切な仕事の予定が入っていた時、みなさんはどうしますか?

仕事を優先するか、パートナーを優先するか。どちらかを選ばないといけない瞬間がやってきます。

答えは明確に出せませんが、一つ言えるのは、「スケジュールよりも大切にすべきものがある」ということです。

柔軟性:これは手帳の話になりますが、最近では様々なカスタムができる手帳があります。自分のライフスタイルや嗜好に合わせて、どんどんカスタマイズしていきましょう。

携帯性:手帳は自分がいつでも見れる場所に携帯しておくことが大切です。仕事やパーティーなどの場で、思いがけないチャンスに遭遇することがあります。そのときに、すぐに予定を確認できるようにしておくことが必要だと思います。

私は大学生のころから、業界トップの経営者やスポーツ選手に会う機会に恵まれていましたが、その際には、「〇〇のイベントや交流会があるけど来ないか?」とお誘いを頂くことが何度もありました。

そこからチャンスがどんどん広がっていく感覚がありましたので、手帳を携帯するのが当たり前になりました。

まとめ

今回は『7つの習慣』の「第3の習慣」について解説してきました!

第3の習慣「最優先事項を優先する」ことは簡単なことではありませんが、まずは自分が日々やっていることをマトリックスに整理してみることからスタートするのがおススメです。

そこから、今回の内容をどんどん加えて、バランスの取れたスケジューリングができるようになると、自分に自信がついてきます!

ぜひ、日々の生活の中で取り入れてみてください^^

次回は、「第4の習慣」について解説していきます!お楽しみに!

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この記事を書いた人

卓球歴15年→広報担当→営業。広報では未経験からPVランキング1400位から44位まで引き上げる(約30000社中40位)。現職の営業では個人目標7か月連続達成を記録。気軽に学べる情報を発信していきたいという思いから個人ブログ「フリスタ」を運営。趣味は観光とカフェ巡り。

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